【富士見市・ふじみ野市・三芳町】今年の初詣はどうする?地域の神社の状況は?
大晦日からの三が日、神社は多くの人で賑わいます。普段ほとんど神社やお寺に出向くことなくても、初詣は行く!という方は少なくないと思います。
しかし、本年度はいつもと違います。株式会社ネクストレベルが運営する『縁結び大学』で、実施したアンケートによると、2020年12月22日から12月23日にかけての調査で「初詣に行くか」を聞いてみたところ、「まだ決めていない」人は36.4%と最も多く、最もメジャーだった「元旦に行く」という人は、わずか7.4%でした。
では、受け入れ側の神社や寺院ではどのような状況なのでしょうか?
埼玉県神社庁が中心となって作成された感染防止ガイドラインには、密を避けるための工夫が提案されています。こちらは、とある神社の境内に貼られてたもの。感染症対策のお願いや、甘酒、みかんの配布サービスは中止となる旨のお知らせが記載されています。
こちらはふじみ野市にある地蔵院。大晦日に除夜の鐘をつくことができますが、本年度は中止です。
何ヶ月か前にメディアにも取り上げられた、「マイ柄杓」の持参。今後はこういったスタイルが定着してくるのでしょうか。
その他、全国各地では「オンライン初詣」や、「おうちで厄除け」、ライブ配信の投げ銭を活用した「オンラインお賽銭」などの企画もあるようです。神社側も、新しい生活様式について模索しているようですね。昨今の感染拡大状況や、先述のアンケートから察するに、大晦日~元旦にかけては初詣に出かける方は少ないかもしれませんが、今年の初詣は三が日にこだわらず、「分散参拝」を心がけ、混雑している場合は別の機会にあらためても良いかもしれませんね。