【富士見市】鶴瀬西になぜか「1丁目」がない?地元民も知らないナゾ、今秋ついに解ける!

「鶴瀬西2丁目」「鶴瀬西3丁目」とはよく聞くのに、なぜか「鶴瀬西1丁目」だけ存在しない――そんな“まちのナゾ”をご存じでしょうか。地元で長く暮らしている方でも、意外と気づいていない方が多いようです。実はこのナゾ、今年いよいよ解けることになりました。あわせて、同じ鶴瀬駅西口エリアでは歩行者専用道路の整備という新たな動きも進んでいます。
2丁目・3丁目しかない「鶴瀬西」
住所を調べてみると、鶴瀬西は2丁目・3丁目のみで構成されており、1丁目に該当する区域が見当たりません。地図を見ると、鶴瀬西2丁目に隣接して「大字鶴馬」の表記が残るエリアがあり、これが1丁目の“空白地帯”にあたります。実はこの「大字鶴馬」こそが、鶴瀬駅西口一帯の住所にあたるのです。
ナゾの正体は「土地区画整理事業」
この空白の正体は、平成4年(1992年)から進められてきた「鶴瀬駅西口土地区画整理事業」にありました。富士見市の中心市街地にふさわしい商業・業務地の形成と、良好な住宅地づくりを目指して進められてきたこの事業が完了すると、施行区域内(一部区域外を含む)の町名は「大字鶴馬」から「鶴瀬西1丁目」へと生まれ変わることが、すでに市議会で議決されています。

鶴瀬駅西口
今年10月、正式に「鶴瀬西1丁目」誕生
市の発表によると、事業完了(換地処分)および町名地番変更は2026年10月に実施される予定です。これにあわせて対象区域の地番整理も行われ、換地処分の翌日から、区域内にお住まいの方の住所や事業所の所在地も新しい表記に切り替わります。富士見市役所のお知らせによると、対象となる方には、2026年8月中旬に新住所のお知らせが送付されています。

2026年1月段階の町名地番変更予定時期のお知らせ
あわせて分かった、歩行者専用道路の整備
鶴瀬駅西口の駅前広場とその先の道路をつなぐ歩行者専用道路の整備案(補正予算案)についても、議会で新たな内容が明らかになりました。富士見市議会議員の方のインスタグラムの説明によると、予算案が可決されれば2026年度中に工事を行い、2027年度(令和9年度)の開通を目指すとのことです。

整備にあたっては、市がマンション管理組合から土地を借り、市も管理組合に土地を貸す計画です。道路整備で既存の駐車場の一部が使えなくなることから、市有地に新たな駐車場を整備し、貸し出すとしています。賃貸借の詳しい条件は、現在調整中とのことです。この道路が開通すれば、長年鶴瀬駅へ向かうのに迂回をしていた関沢地区にお住まいの方も、駅までスムーズにアクセスできるようになりそうです。
近隣の駐車場、出入口が変更に
マンションの駐車場の出入口は、現在の西口ロータリー側から別の道路側へ変更される予定です。新たな駐車場は、東武東上線の線路に近い市有地に整備されます。また、東武ストアへの搬入車両は、駐車場内の通路を使い、現在の搬入場所へ向かうと説明されました。補正予算案は、今後本会議で採決されます。

平成の初めから30年以上続いてきたまちづくりが、いよいよひとつの節目を迎える鶴瀬駅西口エリア。今後の進捗についても、分かり次第お伝えします。

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