【富士見市・ふじみ野市・三芳町】新型コロナワクチンが実用化された場合を想定してみよう。【現時点で分かっている事】

イギリスをはじめ、諸外国ではすでに新型コロナワクチン接種が始まっています。日本でも準備が進められ、2021年1月18日、菅総理は河野大臣を新型コロナワクチン接種に関する調整役として任命しました。各自治体でも少しずつワクチン接種に向けて動きが出始めています。

画像はイメージです

接種するにあたっては優先順位があり、一般の人の中では高齢者の方が優先されます。その時期は早くても3月中旬以降となるようです。今後、想定される新型コロナワクチン接種について厚生労働省のホームページに基づき、現在わかっている情報をまとめてみました。(2021年1月26日時点)今後変更の可能性もありますが、少しずつワクチンについて知っていきましょう。

画像はイメージです

●接種開始時期:2021年2月下旬から進められるよう準備中

●接種対象、接種順位:全国民分のワクチンを一度に確保できないため、一定の接種順位を決めて、接種を行っていく見込み

【接種順位】※子供は接種対象ではない(2021年1月26日時点)
1.医療従事者等 → 先行接種を行う100病院(国立病院等)を1月20日に通知供給量は2021年2月上旬に決定する見込み
2.高齢者(2021年度中に65歳に達する、1957(昭和32年)年4月1日以前に生まれた方)
3.高齢者以外で基礎疾患を有する方(約820万人)や高齢者施設等で従事されている方 
4.それ以外の方
※妊婦を優先するかどうか、子どもが接種の対象となるかどうかなどは、まだ決まっていません。安全性や有効性の情報などを見ながら検討される。対象範囲について詳しくはこちら→新型コロナワクチン優先接種についての検討案(PDF)

接種費用:無料

●接種回数:2回

●接種場所:住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場
※接種総合案内サイトを設置する予定
※個人の事情を考慮して住所地以外でも接種可能にする見込み(マイナンバーの連携を検討)

●接種の流れ(予定)

・市町村より「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が郵送される。(3月中旬以降高齢者へのワクチン接種券送付が始まる予定)

・電話やインターネットで予約

・本人確認書類(運転免許証など)と接種券を持って接種会場へ

画像はイメージです

新型コロナワクチン接種のねらい

一般的に感染症に罹ると免疫(抗体)ができ、再び感染症に罹りにくくなると言われています。この身体のしくみを利用し、抗体を体に注射することで、感染症に罹りにくくなる、もしくはかかっても軽く済むようになります。多くの人がこの抗体を持つことで集団免疫ができ、感染拡大を収めることが期待できます。(※感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なる。ワクチンによっては、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともある。)

厚生労働省ーQ1-3 集団免疫とは何ですか。

新型コロナワクチンの効果

いくつかの製薬会社で、ワクチンを投与した人の方が、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないとういう結果が出たと発表しています。しかしながら、現在効果や安全性等については確認中ということです。変異ウイルスについてはまだ情報収集中とのことですが、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではないようです。

厚生労働省ーQ5-1 ワクチンの安全性の確保のため、どのような取組をしていますか(審査の厳格性など)。

厚生労働省ーQ3-2 変異株の新型コロナウイルスにも効果はありますか。

副反応は?副反応が起きた時の補償は?

 日本への供給を計画しているワクチンでは、接種後に、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の事象(ワクチン接種と因果関係がないもの含む)がみられたことが発表されています。まれにアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生することも報告されています。予防接種によって健康被害が生じた場合、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

厚生労働省ーQ4-2 副反応が起きた場合の補償はどうなっていますか。

画像はイメージです

接種は強制ではないが・・・

新型コロナワクチン接種は強制ではありません。しかしながら、先日成立した予防接種法改正案では、「できるだけ接種するよう努めましょう。」という規定となっています。もちろん、“接種しない”という判断をしたとしても決して非難されるべきことではないはずです。しかしながら、より多くの人が抗体を持つことで集団免疫を作られることが期待できるのも事実。まだまだ情報が少ない中でワクチンを打つのは誰もが不安。特に若い世代、大多数の方が医療のひっ迫状況をどうしてもイメージしにくい部分があります。接種することで大きなメリットを感じることができるならば、多少のリスク背負っても”接種する”という判断に多くの人がなるのでしょうか。“接種無料”もメリットの一つ。その上で、政府からどのような説明があるのか注目していきたいですね。

厚生労働省ー新型コロナワクチンについて

首相官邸ー新型コロナワクチンについて

れいれい

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ